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グリーティングでの実力は?
このレンズを入手した目的の一つがグリーティング用のレンズとしての役割。
実際にクルーズ内でのグリーティングでは、これ1本で24mmの全身ショットから70mmのバストアップまで1本で撮れてとても楽。
24mmの場合、ある程度背景が抜けていればf/2.8でも綺麗にボケてくれて、70mmであれば本格的なポートレートの雰囲気にすることも。
開放からの解像とボケ味の良さを考えると、単焦点で絞るならこれでいいような気がします。
RAW現像でレンズの魅力がさらにアップ!
高いレンズ性能がゆえ、JPEG撮って出しでも充分なのですが、RAW現像するとこのレンズの魅力はさらに増します。
あえて-1EVで撮影したトゥーンタウンのミッキー像ですが、暗部までしっかり描写してくれているので、トーンカーブを調整することでその質感までクッキリと。
また、9枚の絞り羽根を活かして太陽の光条を強調したい場合にもアンダーで撮影しますが、RAW現像によってイメージ通りの1枚に仕上がりに。
重いけど、 この写りなら…
4ヶ月ほど使い込んできた「FE24-70mm F2.8GM」。コンパクトなシステムが売りのミラーレス一眼において、一眼レフ並みの886gのレンズは重く、なんのためのミラーレス一眼だっけ?と思います。
ただ、その解像とボケ、ヌケがよく上品な描画は、4ヶ月経ってもシャッターを切ってプレビューをみた瞬間にハッとしてニヤリとしてしまうこともあリます。
また、1日中動き回ることが多い海外パークの旅行においてはこれ1本持っていくだけでも充分なので、トータルでは荷物の削減効果もあります。
一方、お値段が25万前後とキヤノンやニコンの通しf/2.8の標準レンズに比べると割高なのは否めませんが、今後、Eマウントで行く!と決めていれば、持っていて損はない、長く使える素晴らしいレンズじゃないでしょうか。