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アナハイムディズニーランド開園62周年にあたる2017年7月17日にリニューアル再開されたFantasmic!。
プロジェクション・マッピングの導入やシーンの入れ替えによって、ファンの間では”Fantasmic!2.0″と呼ばれるほど魅力ある進化を遂げたFantasmic!の様子と撮影のポイントもすこしだけご紹介します!
いっそうカラフルになったミッキー夢の世界へ
ショー全体を通して大きく追加された演出は、トムソーヤ島へのプロジェクション・マッピング。これにより各シーンがより華やかでカラフルになりました。
また、ウォータースクリーンに投影される映像も大きく変わり、所々でシルエット姿のソーサラー・ミッキーが登場して、「ミッキーマウスの夢の世界」というFantasmic!のコンセプトがよりはっきりした印象です。
時代に合わせた変わったところも
ショーの大きな流れはまったく変わらないもののいくつかのシーンが変わっており、特にプリセンスパートについては、アラジンの魔法の絨毯のシーンが追加され、白雪姫の代わりにラプンツェルがバージに乗って登場します。(その直後の毒リンゴのお婆さんへの転換はやや無理のある切り替えのように感じましたが…)
また、海賊船のシーンがピーター・パンからジャック・スパロウに一新されました。ピーター・パンのファンにはちょっと残念な変更かもしれないですね。
シーンの入れ替えは賛否あると思いますが、パークは永遠に完成しないと同じようにFantasmic!も常に進化しながら愛され続けるショーとして、その時代にあわせて変化していくのかなーと思います。
撮影のポイントは?
いっそうカラフルになったFantasmic!をうまく撮影するには、カメラの露出に頼らず自分で明るさをコントロールしながらの撮影がポイントです。
今回は、Sony α7RII + FE70-300mm F4.5-5.6G OSS を使用して、シャッター速度は被写体ブレを防止するためにすべて1/160秒に固定すると、ISO8000、f/5.6が多くのシーンで適正露出でした。一部明るいシーンではf/8程度まで絞るケースもあったので、Mモードでシーンごとに絞りまたはISOを調整しながら撮影するのがよいかと思います。
α7RIIはISO8000でもノイズが少ないので、今回は絞りを絞って撮影しましたが、ショーの後半はもっとISOを下げてもよいと思います。
コンセプトやストーリーはしっかりと受け継ぎつつ、時代とともに進化していくFantasmic!。
アナハイムのディズニーランドを訪れる際はぜひ体験してみてください!