この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ディズニー・クルーズの楽しみといえば船内でのグリーティングやショーですが、寄港地ではその地域ならではのさまざまなアクティビティーが楽しめます。
特にアラスカクルーズは、寄港地の見どころが多い航路。
今回は、寄港地スキャグウェイのアクティビティ、アラスカの山々の絶景を楽しめるホワイトパス&ユーコンルート鉄道をご紹介します!
アラスカからカナダへ通じる山岳鉄道
ホワイトパス&ユーコン鉄道は、アラスカのスキャグウェイからカナダのユーコン準州のホワイトホースを結ぶ山岳鉄道。
海抜0メートルのスキャグウェイから標高873メートルのアメリカとカナダの国境まで一気に駆け上がります。
もともとは、ゴールドラッシュ時代に鉄鉱石を運ぶ用途で作られた鉄道ですが、現在はスキャグウェイに寄港するクルーズ船の乗客向けに観光列車として運行しています。
ディズニー・クルーズの場合、スキャグウェイの人気アクティビティは、ドナルドが登場する砂金取りですが、アラスカの大自然を楽しみたい方にはこちらも人気です。
乗車はアクティビティ予約がオススメ
列車に乗るには、現地の業者に直接申し込む方法もあるようですが、ディズニー・クルーズラインのアクティビティとして予約するのが簡単なのでオススメ。
乗船前に事前にディズニー・クルーズのサイトで予約するか、乗船後にアクティビティ・デスクでも予約可能です。
今回はスキャグウェイを出発し、カナダとの国境まで到着したら、そのまま列車に乗ったままスキャグウェイに戻ってくる約3時間のツアー。そのためカナダで降りることはありません。(ただ、今回はトラブルでカナダに降り立つことに…)
カナダとの国境をめざして出発!
列車に乗るには、まずは船内で簡単な説明を受けます。その後、キャストの指示に従って下船、船のすぐ側に停車している列車に乗り込みます。
今回乗った列車は、ディズニー・クルーズラインのゲスト専用の列車だったので、好きな車両に乗車。
車内では食べ物や飲み物の販売はないのですが、途中で車掌さんがシリアルバーを1本配ってくれます。また、ミネラルウォーターが各車両に置かれていて自由に飲んでOK。
トイレも完備されているので、約3時間の列車の旅も安心です。
列車が出発し、しばらくすると、列車はどんどん山を駆け上がり、目の前に広がるアラスカの大自然が広がります。客車の窓は開きませんが、各車両の間にある展望台に出て景色を楽しむこともできます。
乗車中、最大のハイライトは1969年まで使われていた鋼鉄の橋。一瞬、このボロボロの橋を渡るの?と思うようなルートを走って行きます。
ちなみに後方の車両に乗ると、先頭のディーゼル車がアラスカの大自然を走る姿を撮影できるのでオススメ。
列車は約1時間半で標高873mのホワイトパスの頂点に到着。カナダとアメリカアラスカ州の国境なので、両国の国旗が掲揚されています。
機関車の故障で意外な展開に?
事前にネット上で調べていた情報だとここで機関車をつなぎ替えて、スキャグウェイに戻るのかと思っていたのですが、列車はさらにカナダの進んでいきます。
カナダに入ると景色は少し変わり、美しい川岸を走行。暫く走ると列車が突然停まり前を走る機関車が故障したためしばらく停車するとの車内アナウンスが流れました。
ホワイトパス・ユーコンルートは単線の鉄道で、いくつかの列車が間隔を開けて走行しているので、前の列車が停まってしまうと折り返すことができません。
結局、1時間ほど待っても復旧しないので、最寄り駅からバスに乗ってスキャグウェイに戻ることに!
当初、予定していなかったカナダへの入国になるため、カナダの入国管理官が列車内に来てパスポートをチェックを行って、予定外のカナダ再入国に。
しばらくするとバスがやってきて約1時間ほどでスキャグウェイに戻ってきました…
余裕のある計画が重要!
アラスカクルーズの醍醐味の1つであるアラスカの大自然を楽しむという点では、とてもオススメのアクティビティです。
ただ、今回の場合、お昼に出発して本来なら16時前には船に戻るはずのアクティビティだったのですが、トラブルのため船に戻れたのは17時半頃。
16時ごろからは船内でのキャラクターグリーティングなども始まるので、夕方からの予定が気になる場合は、午前中に出発する列車に乗るか、別の時間に余裕のあるアクティビティで楽しむのが無難です。ちなみに、この遅延のため、16時半から乗船中たった1回しか行われないアラスカコスチュームのミッキー&ミニーのペアグリーティングを逃しました(涙)…
アクティビティ代金は半額返金されたのでまあ仕方ないのですが、これもまた旅の思い出のひとつですね。