ディズニーシー:メディテレーニアンハーバーのモデルとなった港町・ポルトフィーノ訪問記【地中海ディズニークルーズ旅行記】

東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーのモデルとなった場所があるのをご存知ですか?
イタリア北部にある「ポールトフィーノ」は、そのモデルになっていて驚くほどそっくりです。実際にどれくらい似ているのか?東京ディズニーシーが好きならば、一度は訪れたい街の様子をご紹介します。

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リボルノからポルトフィーノへのアクセス

Portofino


今回の航路でポルトフィーノにもっとも近い寄港地はリボルノ。近いと言ってもポルトフィーノまでは約160キロ、片道約2時間かかります。
リボルノからは多くのゲストはフィレンツェやピサに向かいますが、今回はいつか行ってみたかったポルトフィーノに行ってみることに。
今回乗船した航路では、ポルトフィーノに向かうポートアドベンチャーは設定されていなかったので、一緒に乗船する友人に、寄港地情報.com というサイトから往復の送迎を手配していただきました。お値段は、朝8時に出発して15時に戻ってくるプランで4名で570ユーロです。
ちなみにディズニー・クルーズ自体は、ポルトフィーノに行くポートアドベンチャーが存在しますが、リボルノ寄港では設定されていませんでした。

あいにくの天気のなか出発!

ポルトフィーノに向かう海岸線に建ち並ぶ美しい街並み。
写真は晴れてきた帰りに撮影。

残念ながらリボルノ寄港の日の天気は雨。雨が止むことを祈りながら、ポルトフィーノへ向かいます。
一般の送迎ドライバーはセキュリティゾーンの外で待ち合わせ。○○様と日本語で書かれたプレートを持ってとてもわかり易く待機してくれていました。軽く挨拶をして早速ポルトフィーノへ。
クルマはハイウェイを1時間半ほど走ってから一般道へ。イタリアらしい建物がときより見える海岸線の曲がりくねった道を30分ほど走ると、ようやくポルトフィーノに到着。
13時にドライバーにピックアップしてもらうようにお願いして、いよいよ街の中心の港に向かいます!

港へむかう道の両脇にはおみやげ店やブティックが並ぶ

まるでちいさなメディテレーニアンハーバー

Portofino


イタリアらしいカラフルな建物に囲まれた小道を歩いていて港に出ると、まるでちいさなメディテレーニアンハーバーにいるかのような錯覚を覚えるほどの光景が目の前に広がります。
街の様子をよく見ると、置かれている船や建物の壁、波打ち際のタイルなどパークのデザインの原型となっているものが見かけることができます。

港に置かれたボート。
ミッキー広場にも同じようにボートが置かれていますね。
壁はもちろんだまし絵。
ちなみに一階にはルイ・ヴィトンのテナント。
波打ち際もミッキー広場とそっくり

ブラウン城から見渡すポルトフィーノ

ブラウン城から眺めるポルトフィーノの全景

ポルトフィーノを訪れたら、ぜひ見ておきたいのがブラウン城からの絶景。港を挟んだ向かいの小高い丘にあるブラウン城からは、ポルトフィーノ全体を見渡すことができます。
狭い坂道を約15分歩いてたどり着くお城から眺めるポルトフィーノは、メディテレーニアンハーバーそのまま。ディズニーのイマジニアもここからの眺めをイメージしながらメディテレーニアンハーバーを設計したのでしょうね。
ブラウン城の入場はひとり5ユーロ。建物のなかには、ポルトフィーノの模型も置いてあり、模型でもそっくりな街並みをじっくり眺めることができます。

ブラウン城に向かう小道
丘の途中から見える街並みも美しい
お城の中にある町の模型

カフェ・ポルトフィーノと同じ場所でランチ


ブラウン城を降りて、街に戻るとランチタイム。せっかくなので、ポルトフィーノの街並みを眺めながらランチを楽しめる「Restorante Delfino」へ。
ちょうどメディテレーニアンハーバーのカフェ・ポルトフィーノと同じ場所に位置するレストランは、パスタはもちろん、魚介や肉料理などメニューも多彩です。
オーダーしたのは、ジェノベーゼのパスタ。ポルトフィーノ自体がイタリアのジェノバ地方なので本場のジェノベーゼをいただくことができます。

Restorante Delfino のテラス席から眺めるポルトフィーノ

東京ディズニーシーが好きならば訪れてみたい街

Portofino


前述のとおりリボルノからポルトフィーノはクルマで往復4時間。ドライバーの拘束時間は7時間だったので、ポルトフィーノは滞在は約3時間。
街並みを眺めて、ブラウン城に登って、ランチをするにはギリギリの時間で、もうすこし時間がほしいなーという感じです。
もし、ディズニー・クルーズラインやほかの地中海クルーズの寄港地として訪れるのであれば、ジェノバ寄港の航路を選ぶのがベストです。リボルノがいちばん近い寄港地の場合は、ある程度の移動時間を覚悟で行く必要があります。
短い滞在時間であっても、世界でもっとも美しいパーク「東京ディズニーシー」が好きな方にとっては、イタリアのどの街よりも、印象深い時間を過ごせる場所になるでしょう。

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