ハロウィーンWDW&DCL旅行でプリペイドSIM(ZIP SIM)を使ってみました

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ハロウィーンシーズンのWalt Disney World (WDW) & Disney Cruise Line (DCL)旅行に行ってきました。
今まではWi-Fiルータをレンタルしていたのですが、今回はプリペイドSIM(ZIP SIM)を使ってみたので、WDW内の通信環境やZIP SIMの使い勝手をまとめてみました。

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WDW通信環境は?

WDWのパーク内は無料でWi-Fiが使えて、インターネットに接続できるのでSNSやLINEなどを使うことができます。
よって、国内のキャリアの海外パケット定額やWi-Fiルータのレンタルをしなくても、最低限のインターネット環境には不自由しません。ただし、空港やパーク外の施設、クルマやバスでの移動中やパーク内でゲストが集中してWi-Fiが混雑した時のことを考えると、キャリアの通信網を利用できると利便性が高まります。
とくにWDWはMyDisney Experienceというアプリでアトラクションの混雑状況やショーの時間、Fast Pass+の確認ができるので、バスでの移動中にインターネットに接続できると行動の計画がスムーズになります。

WDW内で活躍するMy Disney Experience。待ち時間やFast Pass+の管理もこのアプリで行う。

WDW内で活躍するMy Disney Experience。待ち時間やFast Pass+の管理もこのアプリで行う。

ちなみにDCL船内はネットワーク圏外のため、DCLの有料のインターネット接続に頼るしかありませんので、SIMを用意しても意味がないのでご注意ください。

海外Wi-Fiルータとキャリアの海外パケット定額を選ばなかった理由

最初に書いた通り、今までは海外Wi-Fiルータをレンタルしていたのですが、ルータを別に持つの荷物が多くなることや、今回の場合は途中にクルーズを挟むので、使わなくてもレンタル日数でコストがかかるWi-Fiルータは選択肢としては最も不適です。
一方、最近は国内のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が海外パケット定額サービスを用意しているので、手っ取り早く、面倒なSIMの入れ替えも不要なので気軽に使える方法です。
私の場合、SIMフリーのiPhone7をドコモ回線で使っているので、ドコモの980円/24hの海外パケット定額が使えますが、1日あたりのパケット通信の上限があり、上限に達すると速度制限になることと、今回の場合、約7日間は使うことになるので980円×7日=6860円という費用もネックなため、プリペイドSIMを検討しました。

ZIP SIMの選択

SIMカードのサイズによって切り取りを変えることでサイズ対応。アマゾンで買えば日本語マニュアルも付属する。

SIMカードのサイズによって切り取りを変えることでサイズ対応するZIP SIM。アマゾンで買えば日本語マニュアルも付属する。

プリペイドSIMを選ぶ場合、最もコストが低いのが現地調達ですが、今回の場合、数人のグループで行動するため自由に購入できる時間が取りづらいので、事前に国内で入手できる方法を検討しました。
国内で入手する場合、mineoや楽天などの海外SIMがメジャーですが、1GBあたりで1万円近くと高額です。そこで、今回はアメリカ専用のSIMであるZIP SIMを選択しました。
ZIP SIMはアメリカ国内のトラベル用のプリペイドSIMで、国内ではアマゾンで購入できてます。1GBのデータ通信、音声、SMSが使えるタイプで3980円と国内の海外SIMに比べると割安なのも魅力です。通信網はT-mobileを使っているようで、ソフトバンクのアメリカ放題のSprintよりはやや安定した通信が期待できます。

空港内で乗り換え中に繋がる手軽さ

今回の旅行はワシントン・ダレス国際空港(IAD)経由でオーランドに向かう便だったので、あらかじめIAD行きの機内でSIMカードを入れ替えてAPNを設定しておきました。

マニュアルに従ってAPNに"wholesale"を設定。

マニュアルに従ってAPNに”wholesale”を設定。

着陸後、データ通信が使えるようになったらモバイルデータ通信をオンにして、説明書にある通りにSMSを送信。しばらくするとメッセージが帰ってきて通信可能になりました。ちょうど国際線ターミナルから入国審査、国内線ターミーナルに到着した頃には通信できるイメージです。

SMSで到着地のZIPコードを送信すると、期間限定の電話番号が割り振られて通信可能になる。

SMSで到着地のZIPコードを送信すると、期間限定の電話番号が割り振られて通信可能になる。

WDW内での通信は?

最初に書いた通り、WDW内はパーク内およびオフィシャルのホテルはWi-Fiが通じているので、基本的にはWi-Fiを使いますが空港からホテルまでの移動やWDWのバス移動、また、今回の場合はDCLの寄港地ポートカナベラルまでの移動でも活用することができました。
もちろんアメリカの広い国内なのでハイウェイの一部では電波が弱くなることがあるものの通信環境に不満はほぼありません。

アメリカ国内で価格と安定した通信のバランスを求めるなら選択肢のひとつ

今回、アメリカ国内の滞在はクルーズの出港、帰港日を含めて7日間あったのですが、データ通信は約700MB。
パーク内よりは移動時間での通信がメインですが、移動中に調べ物をしたりSNSを見たり投稿したりすると国内と同じように不自由なく使えていたので、良い選択だったと思います。
最後にメリット・デメリットを整理すると、メリットは、国内でSIMが買えるので現地で慌てることなく通信を切り替えられることと、通信コストの安さです。一方デメリットはSIMフリーの端末が必要なことと、SIMカードの入れ替えやAPNの設定など若干の知識が必要なことです。
アメリカ専用といっても、日本人に大人気のハワイもカバーエリアなので、ハワイ旅行にも使えるので、コストと品質を重視するなら選択肢のひとつとしてオススメです。

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