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衝動的に焦点距離10mmの超広角レンズ「Voigtlander(フォクトレンダー) HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6」 で購入。ソニーのフルサイズEマウントに対応した超広角レンズで東京ディズニーリゾートを撮影してみました。
Voigtlander HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 とは?
2016年のCP+でソニーEマウント向けに焦点距離10mmの超広角レンズ「Voigtlander(フォクトレンダー) HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6」 が発表されました。焦点距離10mmというとフィッシュアイレンズを想像しますが、湾曲のなく130度の視野を撮影できるレンズです。
レンズの基本的なスペックとしては開放でF5.6、フォーカスはマニュアルフォーカスになっています。レンズにはフォーカスリングと絞りリングが付いているので、絞りはレンズ側で設定することになります。ただ、電子接点が付いているので、絞りの情報はボディ側に伝わって、EXIFにも記録されるので安心です。
また、フォーカスリングを回すとDMFが有効になるので、ピント合わせもしやすくなっています。もっとも、10mmの超広角かつ開放F5.6のため被写界深度は広くなるので、ピント合わせにシビアになることはないです。
フィッシュアイと同じように前玉は出っ張っているので、フィルターは付けられません。レンズキャップは、レンズに固定されたフードに被せる構造になっています。
超広角ゆえの構図の難しさ
最初に使った時に驚いたのが、その画角の広さ。遠くにあるものは想像以上に遠くなるので、うまく使わないと面白みのない絵になりがちです。
比較的絵作りしやすい構図は、日の丸構図、シンメトリーの構図。低めの位置から中央の消失点に向かった構図で撮影すれば、奥行き感が出てこのレンズらしい一枚になります。
また、開放から強い逆光の光状の出やすいレンズなので、太陽の逆光や夜景撮影の電灯などをいれると印象的な絵になります。同時にフレアやゴーストも出やすいので、むずかしいところではありますが…
夜景撮影はα7IIの手ぶれ補正が効果を発揮!
開放F5.6と聞くと手持ちの夜景撮影は苦手そうですが、α7II以降では手ぶれ補正(3~4段分 )を組み合わせることで、0.6秒から頑張れば1秒までは手持ちで撮影可能です。
三脚が使えない東京ディズニーリゾート内では、手摺りなどをうまく使って、絞りを絞って、低ISO、長時間露光をすると、これまでのレンズではとはひと味違ったパークの景色を鮮明に切り取ることもできます。
次のページでは作例を何枚かご紹介します!